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コンサートにドレスコードは必要?
最終更新: 2020年11月9日

クラシックコンサートに興味はあるけど、マナーが分からなくて壁を感じ、あと一歩踏み出せない方は少なくないでしょう。
コンサートへの壁を感じる一つに「服装」というものが挙げられます。
ドレスコードでフォーマルじゃないといけない?ヒールや革靴じゃないと入場できない?などの疑問を感じている方へコンサートの服装についてお答えします。
コンサートのための服装とは?
結論から言うと、コンサートにドレスコードは必要ありません。
基本的に服装は自由です。
スーツじゃないといけない、ヒールを履かなくちゃいけないなんてことは絶対にありません。
普段通りの服装で、リラックスしてコンサートを楽しむ姿勢が取れるならば何でもありです。
コンサートのTPO
とは言ってもTPOは存在します。
クラシック音楽の起源はヨーロッパの教会音楽です。
突然ですが、皆さんは教会に入ることのできない服装があるってご存知ですか?
ヨーロッパの多くの教会の入り口には立て看板や張り紙があり、以下のような服装は遠慮するように注意書きがあります。
①ノースリーブ
②短パン、ミニスカート
③胸元の大きく開いた服
④背中の大きく開いた服
⑤サンダル
つまり、「肌の露出の多い服は避けてください」というものです。
コンサートに行くときのTPOとして教会に行けるような服装をしていれば全く問題ないということです。
コンサートにドレスコードが必要な場合も
ドレスコードが必要なコンサートも存在します。
例えば、招待状などにドレスコード必須と注意書きがある場合などです。
また、ヨーロッパではオペラ公演の初日と最終日はお祝いの席としてドレスコードが常識になっています。
オペラやコンサートを観劇にいく際にはチケットやフライヤーにドレスコードの記載がないか確認しましょう。
コンサートに行く服での注意点
服装に関しては、前段の通り基本的には自由ですが、何か1枚羽織れるものは持っておきましょう。
コンサートの空調は舞台上の演奏家や楽器に合わせて調整されているため、寒く感じる人は少なくありません。
体温調整のためにカーディガンや薄手のジャケットを持って行くことをお勧めします。
まとめ
クラシックコンサートは敷居が高く感じてしまいがちですが、元々は大衆向けに作られたエンターテイメントです。
肩の力を抜いて是非観劇に行ってみてはいかがでしょうか?