- OnWaのひと
音大生のリアル〜オンライン万歳〜

2020年オンライン万歳!
2020年も気がつけば残りわずかとなりました。
今年1年を一言で表すと
予想できない日々だった
これに尽きます。
2年生の今頃、今年はバイトを頑張ってお金を貯めて遊んでやる!と意気込んでいました。
ですが、実際はバイトは出勤日数が減ってお金は入らない、遊びにも行けないということで自然とお家で大人しくして過ごすことが多かったです。
お家での時間が多かったからと何もしていなかったわけではありません。
もちろん音大生なので、ピアノをしていました。
そんななか音楽以外の活動に活発になりました。
オンラインが当たり前になったことによって
色々いい方向に変わりました!音大、未だに手書きのレポート提出していた件私は、昨年までPCを所有していたものの、ほとんど使ったことがなくNetflixやアマプラを見るためにあるようなものでした。
音大生は入学と同時に買う必要がないので、新型コロナウイルスの流行をきっかけに購入した人も多いです。
お恥ずかしいのですが、今年になって初めてレポートをPCで書きました。
今まではスマホでワードアプリを使って書いたり、手書きで提出する授業もありました。
一般大学生は基本、オンラインでの提出だと思いますが、音大は今でもアナログです。
新型コロナウイルスで半分以上の授業はオンライン提出になりましたが、いまだに1部の授業ではプリントアウトして学校に送付して提出しなくてはならないのです。
音大はとにかくネットリテラシーが低い!
音大も前期からzoom授業やオンデマンド授業が始まりました。
使い方が分からないと嘆いてる人が多いと印象でした。
Google先生に聞けばすぐ出てくるような事も人に聞かないと出来ない。そもそも読解力が足りない。
情報を得ようとしない人が多いのです。
(もちろん全員ではなく、難なくこなせる方もいらっしゃいます。)
zoom授業では、先生が毎回入念に注意を呼びかけながら行われていました。
また、先生がオンラインについていけずGoogleフォームに感想を提出して出席を取るだけ、他にも 文章だけ読んでおいてね と出席すら取らない授業もありました。
無駄な時間がへった!
オンライン授業のおかげで良かった
点もあります。
それは無駄な時間が減ったことです。
今まで通学時間、空きコマの時間を億劫に感じていました。
私の大学は練習室の数が少なく、空いた時間に練習したくてもできないことが多かったです。
空きコマだからと時間を潰そうにも、大学には食堂はないし、カフェに行こうとしても微妙な時間ですごく無駄な時間だなと感じていました。
また、オンライン授業だと朝もゆったり起きれますし、練習しなくてはならないからサボる!ということも無くなりました。(音大生は練習のためによく授業サボります)
就活しやすい!
音大生に限らず、就活のしやすさはリモートになったおかげで格段に効率化されたと思います。
今まで、説明会に参加する、面接を受けるのに交通費と時間をかけて行う必要があったのですが、どこの企業もオンラインでイベントを開催してくださるので、気軽に参加できるようになりました。
音大生の1番就活でネックになる時間を割かなくてはならないので諦めるという行為が少なくなったと思います。
時間が無いからある程度数を絞って参加する必要のあったイベントやインターンを家にいながら参加出来るようになったおかげで手当り次第参加することができるようになりました。
でも、リアルを見れない
オンラインで説明会をして下さるのはとてもありがたいのですが、インターンなどはやっぱり直接対面で体験したいなと感じます。
私は【誰と働くか】ということを大事にしたいと考えています。
なので、対面で実際に会話して、社員さんや会社の様子を知りたいと思います。
ふとした時の立ち居振る舞いだったり、現場の様子は画面では分かりません。
最近は、インターンを探していてたくさん面談をさせて頂くのですが、会社のサイトは素敵でも実際話したり、連絡を取り合うとイマイチだったなんてこともあります。
複数人を対象にした説明会では、感じられない部分を気にする必要があるなと常々感じます。
オンラインではなく対面で話す方が、相手の表情、その場の空気感が伝わるので対面で可能な企業には直接オフィスに足を運ぶようにしています。
結局、企業と出会う というところまではオンラインになったおかげで沢山出来ましたが、その次の段階になったときに対面の方がいいなと思います。
実際インターンが決まった際も対面でお会いしてざっくばらんにお話できたからこそ、不安なことも聞けたし、自分がどういう人間なのかもしっかりと伝えられたなと感じます。
オンラインになってコミュ力上がった
オンラインでのやり取りは大きくリアクションしたり、しっかり喋るようにしないと相手に伝わりません。
夏のインターンの面接では緊張で上手く話せず、落ちまくっていました。
初対面の人との会話がとても苦手なので、興味なくてもとりあえず面接官とお話する練習をしたくて色々申し込みました。
その結果、近頃では面談で 今まででいちばん話しやすいし、反応いいね と言って貰えるくらいには成長しました。
でも未だにズームのカメラとマイクをオンにするギリギリまで緊張してものすごくドキドキしてしまいます。
諦めるという選択
会話での自信がついてきたことによって、違うなと思ったら諦めるという選択肢ができるようになりました。
今までは自分に自信がなく、必死に お願いします!なんでも頑張りますから!!! と相手の顔をうかがいながら懇願するような低姿勢で面接にのぞんでいました。
今はいい意味で、強気で面接できるようになりました。
自分はこういう人間です!と出せるようになったからこそ、相手もしっかり向きってくださいます。 お互いが正直に話せるからこそ、始めてから気づくのではなく、始まる前に気がつけてよかったと思えるようになりました。
すごく良い人事の方とであったとしても、会社には合わないということもありました。
そのせいでちょっとさみしい気持ちになったりもしました。
良い人事の人に当たると、ミスマッチだからさようなら、ではなく真摯に向き合ってくださって こういうのがいいよ! と案して下さるので、視野がより広がりました。感謝しかないです。
出会い別れ
この1年はたくさんの人とオンラインでやり取りをしらいい意味で出会いも別れも多かったです。
そもそも話す前の時点で切った人も多かったです。
個人的にオンラインだと対面でお会いする時よりも、時間にルーズな人は許せないなと感じます。(電車が遅れる、道が混んでいたなんてことはない訳ですから。)
遅れるのに連絡なし、メールしますといってしてこないということも多々ありました。
企業のWebページがいくら雰囲気が良くても蓋を開けたらダメだったなんてことも多いです。
オンラインだからこそ、交通費や時間がかからなくて良かったなと感じました。
オンライン万歳!
今回の記事ではオンライン、オンライン言いすぎですね笑
でも、言いたくなるほどオンラインになったことは個人的に都合が良かった!
そのおかげで自己成長へ繋がったなと感じます。
もし新型コロナウイルスが流行っていなかったら
もし新型コロナウイルスが流行っていなかったらバイトを頑張って、稼いだお金で服を買ったり、友達と贅沢なご飯を食べたり、ダラダラお茶して時間が過ぎていくだけの日々を過ごし、今以上の成長はなかったと思います。
苦しいからこそこうしたい!という意欲が湧かなかったと思います。
できないことが多いからこそ、こうあって欲しかった、次の世代で同じ思いをして欲しくない!と行動しようと思えるようになりました。
最後に
まだまだ新型コロナウイルスは収まりそうにないですが、ウィズコロナで色々模索しながら色んなことに挑戦していきたいと思います!
みなさん良いお年をお迎えください!